朝刊ヘッドライン・ニュース 2003年09月29日 |
高知桜ライオンズクラブ(山本恵子会長)の社会教育活動の一環。 クルトさんはウィーン大学卒業後、京都大大学院に留学するなどして日本の海、川の生態研究に取り組んでいる。本県には仁淀川などの調査のため7月から滞在しており、同LCが高知市相生町の児童養護施設「子供の家」の小中学生14人を招いて、クルトさんによる学習会を企画した。 学習会では、川舟による流域見学や水中眼鏡を使った生き物観察、顕微鏡によるプランクトン観察、川石拾いなどが行われ、場面場面でクルトさんや地元ボランティアが子どもたちに川の様子について説明した。 クルトさんが「仁淀川は自然の残された素晴らしい川だけど、それでもダムなどの影響で川石が減り、水生生物も減っている」と話すと、子どもたちは真剣に耳を傾けていた。 【写真】仁淀川の河原でクルトさん(左)から川の話を聞く子どもたち(伊野町加田) |