2008年 初秋 御来光の滝今年2回目となる滝行。 平成20年9月20日

今回は普段よりかなり水量が多くて滝直下まで行けるのか不安であったが、3人とも水没転倒することもなく、無事に滝まで往復することができた。途中の絶好の滝見ポイントから少し行ったところの小さな沢が道中の最難関であった。花崗岩がむき出しになっていて、前日の雨で濡れて滑りやすくおり、掴めるところもほとんどないのである。いったん滑ってしまうと滑り台のようになっているので、そのまま谷底へ落ちて、遭難、大怪我どころか恐らくあの世に直行である。さすがの、おいわさんも立ち止まったので「行けますか」と声をかけたが、直後にはひょいと渡っていた。私となかちゃんも何とか後に続いて無事渡ることができた。あり得ないが、もし一人であれば、ここで滝直下を諦め引き返したと思う。
滝は何度来ても同じ表情を見せることはない。台風一過の秋晴れと豊富な水量の滝を満喫でき、いつもと違う場所で虹をみることもできた。
なお、前回5月1日の滝行は、道中でデジカメが寿命を迎えたためホームページにアップできていない。高知の鉄人(JJJさん」の記録参照)。
左から、長尾尾根駐車場からの滝と石鎚山。普段は水の流れていない堰堤も滝に。七釜の雰囲気は大好き。増水した谷を渡る「なかちゃん」。道中で見える石鎚山南尖峰。
   
道中の絶好の滝見ポイントからみた、ご来光の滝。滝の全体が見えるのは恐らくここだけ。
おいわさん・・・「穴からひょいと」「おいわさんだけの飛沫ポイントへ」「虹を写す」
サンショウウオ??又はイモリの赤ちゃん。オタマジャクシではない。
   
なかちゃんからいただいた写真です。道中の苦労が下半身に現れています。

長尾尾根駐車場から谷に下り始めて間もなく、なかちゃんが「最近御来光の滝で遭難事故があり、東京から一人で石鎚山に来ていた人が滝上で身動きできなくなってヘリコプターで救出された」と話してくれた。やはり「一人では行かない。必ず経験者に同行してもらう」というのが鉄則である。なかちゃんが早速、2008.9.6付愛媛新聞記事を送ってくれたので敢えて貼り付けます。

今回のおいわさんの記録     仁淀川水系滝巡りトップページ