四国カルストの西端に位置する天空の台地、大野ヶ原。標高1100メートルから1200メートルの高原の台地に、70人ほどの人々が自然に溶け込んで、酪農を中心に暮らしています。観光などで訪れた人向けのお店もあり、小学校もあります。また、広大な牧草地の周辺には豊かな自然が残されています。
四国の北海道・大野ヶ原いいね
①大野ヶ原は、標高1100~1400メートルの高原台地に集落や、牧場、牧草地が広がっており、北海道の牧場風景を連想させる雄大な景色が広がっています。
②大野ヶ原の気温は、四国の平野部より8度前後低いです。北海道南部並みの気候と言えます。春の訪れは遅く桜の開花も四国の平地より1か月ほど遅いです。また。夏は涼しく避暑に最適です。
③大野ヶ原の牧草地周辺には豊かな自然が残されており、早春から秋にかけて、可憐な山野草と出逢うことができます。ニホンアナグマやキジに出逢うこともあります。春にはカッコーの鳴き声が、あちこちで、こだまします。
④大野ヶ原の小松地区や寺山地区と源氏ヶ駄馬との標高差は、200メートル前後とあまりなく、源氏が駄場への登山道や農道を利用して、自由きままにハイキングを愉しむことができます。
⑤大野ヶ原には、訪れたハイカーや観光客向けのお店も数軒あり、大野が原の新鮮な牛乳で作ったソフトクリームやチーズケーキなどを販売しており、これを目当てに訪れる人も多いようです。お店の方との触れ合いも愉しみです。店は12月から2月にかけては休業していることが多いようです。しかし、冬でもチーズケーキなどは注文販売しており、取り寄せることができます。詳しくは各お店に問い合わせてください。
⑥大野ヶ原は、冬季(12月から2月)は積雪することが多く、行くのはお奨めではありません。しかし、大野ヶ原で暮らす人達の生活道を確保するため、除雪はまめに行われていますので、狭い雪道に慣れている人であれば、雪景色を見たり雪遊びを愉しむことができます。冬用タイヤ装着は必須です。
グーグルアースより・・・台地状の地形の上部に集落や牧場・牧草地が広がっています。まさに天空の集落、雲の上の集落です。広さは740ヘクタール(東京ドーム158個分)とのことです。(画像をクリックすると拡大します。)
大野ヶ原のお店いいね
どのお店も、お客さんとの出会いを大事にし、喜んでまた大野ヶ原に来たいと思って頂けるようにと頑張っています。ぜひ、お立ち寄りください。
カウベルは休業中です。
ミルク園・・濃厚なミルクが自慢 |
一押し・・ソフトクリーム 自家製牛乳をたくさん使っています。牛乳を食べているみたいで、口の中で甘さが広がります。しかも、ソフトクリームの大きさが15cmもある。 |
もみの木・・一度来たら忘れられないお店 |
一押し・・チーズケーキ まわりはサクサク、中はとろとろでとても甘いです。もちろん大野ヶ原の牛乳を使っており、また食べたくなるおいしさです。 |
森の魚・・ウッドデッキでおいしいごはん |
一押し・・ソフトクリーム 朝しぼった牛乳を使っているので、濃厚なミルクの味が楽しめます。ペロッと食べてしまい、また欲しくなります。 |
以上は、大野ヶ原小学校作成「大野ヶ原スポット」(平成30年3月)を転載又は参考にしています。
源氏が駄場からの景色
源氏ヶ駄場からの眺めは雄大です。眼下に牧草地・牧場が広がり、北海道や信州の景色を連想させる雄大な風景を愉しむことができます。
小松地区
寺山地区
大野ヶ原動画
大野ヶ原までの所要時間・・・高知市内からだと約2時間
高知市→(高知自動車道)→須崎→(国道197号)→梼原→(国道440号)→地芳トンネルを抜けて300メートル先→左折し愛媛県道36号線→地芳峠分岐右折→ここから20分ほどの間、道幅は狭いです→大野ヶ原
所在地・・・愛媛県西予市野村町大野ヶ原280−1 (ミルク園)
大野ヶ原から尾根伝いに約15キロの天空の道を通って天狗高原まで行くことができます。(四国カルスト雲の上のドライブコース)
大野ヶ原へ行こう・・・大野ヶ原についてもっと詳しく知りたい方にお奨めのページ