高知県の仁淀川町には見応えのある一本桜が点在しています。例年3月下旬に見ごろを迎え大勢の見物客で賑わいます。それぞれの桜の場所、地図所要時間等の参考にしてください。
ひょうたん桜
樹齢は500年余りとされ、桜の老木・古木・一本桜として全国にも名が知られています。風雪に耐えつつもいい齢を重ねてきた古老の侍といった雰囲気です。
つぼみが瓢箪に似ていることから、「ひょうたん桜」と呼ばれています。仁淀川町桜地区にあります。
中越家しだれ桜
咲き始めの頃は、ご覧のとおりピンク色ですが満開の頃には白っぽくなります。樹齢は200年以上で侍大将の艶やか、あでやかな妻といった印象のサクラです。 仁淀川町別枝本村の旧庄屋中越家の庭にあります。中越家とその周辺はは土佐の3大祭りの一つ「秋葉まつり」の重要な舞台でもあります。
舟野ひょうたん桜
他では見られない枝ぶり・色合いで一度見たら忘れられない桜です。樹齢は不詳。吾川ひょうたん桜と同じ、エドヒカンサクラですが、まだまだひよっこ。しかし若くて元気で伸び盛りの若武者のような桜です。仁淀川町高瀬地区舟野の三谷茶園の近くにあります。案内板等はなく、大渡ダムの畔の「仁淀観光センター」近くの林道を車で5分ほど登って行きます。
市川家しだれ桜
樹齢は60年前後。現当主の長男誕生を記念して植えられたとのこと。若くて美しい年頃の娘さんのような桜です。秋葉まつりの重要な舞台でもある、仁淀川町別枝岩屋の旧番所市川家の庭にあります。
上久喜のハナモモ
「上久喜のハナモモ」です。まるで桃源郷。写っているお宅の方が15年以上かけて育てたそうです。地元の方が手塩をかけて育て守っている見事なハナモモ是非自身の目でご覧になってください。仁淀川町役場のある大崎より約4キロです。
24年のアルバムはこちら。
仁淀川町には、まだまだ見応えのある「さくら」がいっぱいあります!
大渡ダム湖畔ソメイヨシノ |
大石家しだれ桜 |
森の彼岸桜 |
生芋のひょうたん桜 |
桜巡りのスライドショーです。
開花が待ち遠しくなる頃には、仁淀川町観光協会ホームページや仁淀川町ホームペー
ジで開花予想や開花状況が紹介されていますので参考にしてください。
仁淀川町上久喜のハナモモ
仁淀・吾川の桜めぐりツアー記録
平成17年4月8日(金)晴れ
9:20~10:30 高知市内を車2台に分乗して出発。 国道33号線を一路西へ。
10:30 吾川村大崎で国道33号線より右に折れ、狭い道路に入る。
10:45~11:00 約3キロで吾川ひょうたん桜着。ほぼ満開。
11:15 ドライブイン引地橋でトイレ休憩の後、赤橋を渡って仁淀村(仁淀川町)に入る 。国道33号から国道439号(よさく国道)へ
11:30 仁淀村森、母宅に立ち寄り弁当を受け取る。 大渡ダムの近くにある仁淀観光センターの近くから林道に入る。
11:55~12:05 舟野のひょうたん桜。ほぼ満開。
12:10~13:10 大渡ダム公園で昼食を取る。
13:10~13:40 仁淀川を挟んで国道33号線の対岸を通り、大渡ダム湖畔の桜を眺めながら、徳道谷太郎釜の滝に立ち寄る。
13:40~13:45 市川家しだれ桜。満開
13:55~14:10 中越家しだれ桜。ほぼ満開。
14:35~15:00 母宅で休憩。
16:30 高知市内着
※土曜日や日曜日は道路が混雑しもっと時間がかかると思われます。 ※生芋(せいそう)のひょうたん桜は、まだ蕾ということで今回は行きませんでした。他の桜と比べて満開までには1週間近くのずれがあるようです。 時間があれば、中津渓谷を散策(中でも雨竜の滝は一見の価値あり)したり、近くの「ゆの森」で温泉に入ってくつろぐのもいいかも。
天候にも恵まれ、それぞれ特色があり、見応えのある吾川ひょうたん桜、舟野ひょうたん桜、大渡ダム湖畔の桜、秋葉祭りの舞台ともなる市川家しだれ桜、中越家しだれ桜を西森博税理士事務所職員一同、堪能することができました。車をいっしょに出してくれたOさん、弁当を作ってくれた私の母、そして留守番を引き受けてくれたNさんに感謝します。
ひょうたん桜 | なるほど、つぼみはひょうたんにそっくり | 舟野ひょうたん桜 |
大渡ダム公園にて食事 | 市川家しだれ桜 | 中越家しだれ桜 |
桜巡りの位置関係です。詳しくは仁淀川マップでご覧ください。